皆さんこんにちは✽
江南市すぎもと歯科・歯科衛生士の葛島です。
今日は歯周病がもたらす全身への悪影響についてのお話をさせて頂きます。
歯周病と全身の病気が深く関係していることは既にご存じの方も多いかと思います。代表的なものとして、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病などが挙げられます。
また、妊娠中の方だと早産や、低体重児出産なども関係してきます。そして近年さらに、歯周病と関節リウマチとの関係も注目されているのです!
関節リウマチとは、全身の関節に炎症がおこる病気です。
初期の症状は朝起きたときに体が動かしにくい,手足の小さな関節また肩や肘など大きな関節の腫れや痛み,関節以外の症状としては,疲れやすく,だるさを感じる・めまい・食欲不振・微熱・息切れなどがみられます。
また,放っておくと細かな作業や歩行がしづらくなるなど,身体の機能障害をおこしてしまい,普段の生活にも支障をきたすようになってしまいます。
原因は免疫の異常 と言われ、患者数は日本全国で70~100万人、高齢化に伴い増加傾向にあると言われています。
発症年齢は早ければ20歳代から発病、30~50歳代がピークで40歳代がもっとも多い病気です。
★さらに最近の研究によって、歯周病を持つ関節痛患者は、歯周病を持たない患者と比較して 関節リウマチと診断されるリスクが約2.7倍高くなることがわかっています。
歯周病はお口の中だけの問題ではないのです。
全身の健康はまずお口の中から!
歯周病の恐ろしいところは、痛みを伴わずじわじわと進行していき、気づいた時には重症化してしまっているところです !
歯周病との関連が疑われる病気も、どんどん増えています!
お口の中で何か少しでも気になることがある方は、ぜひ早めの受診をお勧めいたします。
すぎもと歯科では、歯周病で悩む皆さんに力になれるようにと
取り組んでいます。どんなことでもご相談ください。
←ブログのトップへ