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こんにちは。江南市すぎもと歯科 スマイルアドバイザー・歯科衛生士の奥田です✽
6/4から「歯と口の健康週間」が始まっています★
ふだん歯医者を敬遠しがちな方も、この機会にお口の健康をチェックしてみませんか?
さて、今回は親知らずと歯周病についてお話します。
すぎもと歯科メインのHPのブログでも何度かお話をしている親不知ですが、歯周病と関係があるのか、お話したいと思います。
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そもそも親不知とは、1番最後に生えてくる奥歯で、「知歯」とも呼ばれています。18~20歳頃に生え、本来よく噛んで食べるときには役立つはずの存在でした。
ところが現代人の顎の骨格は食事の軟化によりスリム化する傾向にあり、発育が不十分であることが珍しくありません。
先に生えている永久歯の歯列が並ぶだけでも、顎のスペースがいっぱいになり、親不知が生えるスペースが足りないために、すでに生えている永久歯に引っかかって埋まったままになったり、間違った方向に生えて、トラブルの原因になるケースが大変多いのです。
すでに生えている永久歯に影響が出る前に親不知は抜いておく事がよい場合があります。
親不知を早く抜いた方がいい場合
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①隣の歯がむし歯になる場合
親不知が手前に傾いているため、細菌や食べかすが入りこみ、取り除く事が難しく、不潔になることからむし歯ができてしまします。歯ぐきの下にできたむし歯は治療が技術的に難しく大がかりになりがちです。
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②歯並びやかみ合わせが悪化する場合
親不知に押されて手前の歯が倒れてきてしまい、歯並びが悪くなります。かみ合わせが悪化する事もあり、食事をするのに支障がでたり、顎関節症の原因にもなります。
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③歯をささえる骨を失う場合
親不知の下に細菌や食べかすが入り込み炎症がおきます。それが悪化すると歯を支えるまわり骨まで失ってしまいます。最初は軽い炎症で収まっていいても、繰り返していく内に悪化して骨が溶け出すこともあります。
この③のケースが歯周病と関係してきます。
親不知のまわりに起こる炎症を知歯周囲炎といいます。
これは疲れたり、風邪を引いたときなど、発作的におこります。体調が戻ると自然にひく場合もあるので、放置してしまう事がありますが、いざ親不知を抜いたときには、まわりの骨が減ってしまっていて、残った歯が歯周病にかかりやすくなってしまいます。
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痛みや症状がなくても、歯医者さんでチェックしてもらった時に、今後周りの組織に悪影響を及ぼす可能性があるのなら、早めに抜歯しておくのがお勧めです。
まずは自分の親不知の状態を知ることが1番です。
歯医者さんで相談しましょう!
患者さんの意志を無視して抜歯を進める事はありませんので、お気軽にご相談下さいね。すぎもと歯科でお待ちしています。